エアコンから水漏れ! 原因と自分でできる簡単な対処法を解説

エアコンから水漏れ!
原因と自分でできる簡単な対処法を解説

「エアコンの水漏れトラブル」
仕組エアコンの水漏れトラブルみから応急処置まで、徹底ガイド!

エアコンの水漏れトラブル

エアコンの水漏れはなぜ起きる?放置リスクと初動対応

「エアコンから水が垂れてきた!」
夏や梅雨、冷房運転時に多いこのトラブル。
放置すると壁や床のシミ・カビ、家電の故障、感電リスク、賃貸なら原状回復費用など大きな問題に発展します。

  • 壁・床・カーテンのシミやカビ、腐食
  • エアコン本体や家電のショート・故障
  • カビや雑菌の繁殖による健康被害・アレルギー
  • 賃貸住宅での修繕費用負担

水漏れを見つけたら、まずは電源を切り、どこから水が出ているかを落ち着いて確認しましょう。

【2025年最新】エアコン水漏れの主な原因と発生箇所

水漏れ場所 主な原因 自分で直せる?
室内機と壁の間 ドレンホースの詰まり・接続不良
吹き出し口や下部 ドレンホースの詰まり・結露
室外機 正常(排水) -
本体以外・壁の中 設置不良・故障 ×(要業者)

水漏れの8割以上は「ドレンホース」や「フィルター汚れ」など、自分で対処できる原因が多いのが特徴です。

  • ドレンホースの詰まり・曲がり・破損
  • フィルターや熱交換器の汚れ
  • ドレンパンの汚れ・破損
  • 設置不良(傾き・接続不良)
  • 冷媒ガス不足・温度差による結露
  • ドレンホースの凍結(寒冷地)

それぞれの原因について、次章から詳しく解説します。

ドレンホースの詰まり・曲がり・破損が最多原因

ドレンホースはエアコン内部の結露水を外に排水するためのホース。
ホコリやゴミ、虫や泥、外の落ち葉などが詰まると水が逆流し、室内に水漏れが発生します。

  • ホースの先端が水たまりや物で塞がれている
  • ホースが上向き・曲がっている
  • ホースが潰れている・破損している

ドレンホースの詰まり・曲がりは自分で直せることが多いので、まずはここをチェックしましょう。

フィルターや熱交換器の汚れ

フィルターや熱交換器にホコリが溜まると、空気の流れが悪くなり結露水がうまく排水されず水漏れの原因に。

  • フィルターが詰まっていると結露が増える
  • 熱交換器が汚れていると排水経路が塞がれる
  • 定期的なフィルター掃除が水漏れ予防に直結

フィルター掃除は自分で簡単にできるので、定期的に行いましょう。

ドレンパンの汚れ・破損

ドレンパンはエアコン内部の水滴を受ける「受け皿」。
ここに汚れが溜まると排水が追いつかず、あふれて水漏れが発生します。
また、ドレンパン自体の破損や接続不良も水漏れの原因です。

  • ドレンパンの掃除はプロに依頼が安心
  • 破損や接続不良は自分で直すのが難しい

ドレンパンのトラブルは業者に相談しましょう。

設置不良・冷媒ガス不足・温度差による結露

エアコン本体が傾いている冷媒ガスが不足している設定温度と室温の差が大きすぎるといった場合も水漏れの原因になります。

  • 設置不良は業者による再設置が必要
  • 冷媒ガス不足は専門業者に点検・補充を依頼
  • 温度差が大きいと吹き出し口に結露が発生

自分でできるのは温度設定の見直しまで。その他はプロに相談を。

エアコン水漏れ発生時の応急処置

  • 1. まずはエアコンの電源を切る
    感電やショートを防ぐため、リモコンだけでなくコンセントも抜くのが安心です。
  • 2. 水が垂れている場所の下にタオルやバケツを置く
    壁や床、家電が濡れないように応急処置。
  • 3. 水漏れ箇所を観察
    吹き出し口、壁との隙間、ホース周辺など、どこから水が出ているか確認。
  • 4. 壁や床をしっかり拭く
    濡れたまま放置するとカビや腐食の原因に。

ポイント:水漏れが大量の場合や、壁の中から水が出ている場合は、すぐに業者に相談しましょう。

自分でできる!水漏れ対策と復旧手順

1. ドレンホースの詰まり解消

  • 外のドレンホースの先端にゴミや泥、虫が詰まっていないか確認
  • ホースクリーナー(100均やホームセンターで購入可)や掃除機で吸い出す
  • ホースが曲がっていたり潰れていたら、まっすぐに直す
  • ホースの先端が水たまりや物で塞がれていないか確認

2. フィルター掃除

  • エアコンのカバーを開けてフィルターを外す
  • 掃除機でホコリを吸い取り、水洗いしてしっかり乾かす
  • 月1回の掃除が理想

3. 吹き出し口や本体の水分を拭き取る

  • 柔らかい布で水分をしっかり拭き取る
  • カビや雑菌の繁殖を防ぐ

4. 設定温度を見直す

  • 冷房時は外気温との差を8℃以内に(結露防止)
  • 除湿(ドライ)運転も有効

日頃からできるエアコン水漏れの予防法

  • 月1回のフィルター掃除を習慣化
  • 冷房シーズン前に試運転・異常チェック
  • ドレンホースの先端を地面から浮かせて設置
  • ホースに防虫キャップをつけて虫の侵入を防ぐ
  • 室外機やホース周辺に物を置かない
  • 2〜3年に1度はプロのエアコンクリーニングを検討

こんなときは業者に依頼しよう

  • 壁の中や天井から水が出ている
  • ドレンパンや本体の破損・傾き・設置不良
  • 冷媒ガス不足・ガス漏れの疑いがある
  • 自分で対処しても水漏れが止まらない
  • エアコンが10年以上経過している

ポイント:無理に分解や修理をすると感電や故障のリスクあり。
「エアコン 水漏れ 業者」「エアコン 修理 依頼」などで信頼できる業者を選びましょう。

よくあるQ&A|エアコン水漏れの疑問解決

Q. 水漏れしているけどエアコンは使っても大丈夫?
A. 基本的に使用は控えましょう。感電やショート、カビ繁殖のリスクがあります。
Q. 室外機から水が出ているのは異常?
A. 正常です。冷房運転時の排水なので心配ありません。
Q. ドレンホースの掃除はどれくらいの頻度?
A. 年1〜2回が目安。虫やゴミが多い場所はもう少し頻繁に。
Q. エアコンの水漏れは保証や火災保険で直せる?
A. 保証期間内や火災保険の特約で修理費用が補償される場合も。契約内容を確認しましょう。

まとめ|エアコン水漏れの原因・対処・予防はこれで安心!

エアコンの水漏れは、ドレンホースの詰まり・フィルター汚れ・設置不良など自分で解決できる原因が多いです。
まずは応急処置と簡単な掃除・点検を行い、異常が続く場合や壁の中からの水漏れは迷わず業者に相談しましょう。

日頃のメンテナンス・予防が水漏れトラブルの最良の対策です。
この記事を参考に、快適で安心なエアコンライフを送りましょう!

エアコンの水漏れトラブルは「早めの対処」と「日頃の予防」で安心!
この記事があなたの暮らしのヒントになりますように。